滋賀の子育て情報誌 ピースマムvol.49

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- 立木神社の宮司さんに 聞きました!
赤ちゃんにとって「お食い初め」は、お宮参りの次にやってくる儀式。 どんな意味合いがある習わしなのか、神社の宮司さんについて聞いてみました。 一生に一度の儀式、きちんと知って、思い出深いものにしたいですね!
の 「お食い初め」 ならわし
感謝の心で行う人生儀礼 健やかな成長を祈念して
昔から子を授かると申します。神様から御霊を戴く喜びの表れです。 感謝の心も持って行われる人生儀礼は、出産後のお七夜(命名式)に始まり、 お宮参りやお食い初めなど、一生を通じて祝事を行う日本の美風です。 お食い初めの儀式は、生後百日頃に赤ちゃんの歯が生え始める時期に行います。 その際に用いる歯固め石は、 「歯が丈夫でありますように」と家族が願い、 神社の境内の石をいただきお食い初めの際に口元に添えます。
その他に硬いタコやアワビ、梅干し (しわができるまで) 、 餅 (長持ち) 等を用いることも。 いずれも「げんを担ぐ」いろんな地域での習わしです。 儀式を通じ子どもの成長を願うことは、まさに親の何よりの喜びでしょう。 人生の節目をご家族お揃いで是非お祝いください。
齢 (よわい) の字は、丈夫な歯が長生きに深く関わっていることを意味するのでしょう。
当社では、ご神前でお祓い申し上げ、上袋に入った歯固め石をお授け致します。
立木神社 宮司 中嶋
一也さん
立木神社
草津市草津 4 丁目 1-3 TEL:077-562-0420 https://www.tatikijinja.net/
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